泉が森
常陸風土記が編さんされた700年のころから、泉はかわりなくわき出ています。地底の泉穴から青白い砂を、もくもくと吹き上げながら、清水を湧き出しているありさまは、活火山の噴煙のようです。また、万華鏡をのぞき見るように変化に富み、いつまで眺めていても、見飽きることを知らない魅力があり、泉の神秘さを感じさせます。今もきれいな水辺を訪れる人がたくさんいますが、千年以上も前から泉が森は社交場(歌垣の場=男女交際の場)としてにぎわっていました。
▼住所
茨城県日立市水木町2丁目22-1
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