日立市概要


●日立市は北関東平野の北端に位置し、南北約24キロ、東西約17キロ、人口約20万人、面積153.33km2で、常陸太田市や東海村、十王町に隣接しています。また、首都東京とは常磐線、国道6号線、常磐高速道で結ばれています。
「日立」の名称は、水戸藩二代藩主・徳川光圀が日立地方を訪れたときに「日の立ち昇るところ領内一」といったという故事に由来します。
昭和14年(1939年)日立鉱山と日立製作所の発展とともに人口が増加し、過密化した多賀郡日立町と多賀郡助川村が合併し、日立市が誕生しました。昭和30年に久慈郡と多賀郡の1市2町4箇村が、その翌年には多賀郡豊浦町が合併し、現在の日立市になりました。
戦後、復興事業の一環として国道6号と日立駅を結ぶ「平和通り」が開設されました。春になると満開のサクラで彩られ、国指定重要有形・無形民族文化財である「日立風流物」の山車が平和通りに賑わいを添えます。
昭和42年には開港した日立港は、北関東におけるも海上物流の拠点として注目されています。 近年の日立市は駅前開発事業により、市民の憩いの場として日立市新都市広場を設け、文化施設である日立シビックセンターを開館しました。平成6年には観光レクリエーション施設「奥日立きららの里」をオープンし、市民を始め県内外の方々に余暇活動の場を提供しています。
これからの日立市は、県北地方の中核都市としての役割を担うべく、地域社会のモデルとなる基盤づくりを進めていくことでしょう。

back